乳がんの原因
乳がんの原因は?
エストロゲンが発症に深く関与していると言われています
乳がんがどうして発生するのか、はっきりと原因はわかっていませんが、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が深く関与していると言われています。
そして体内のエストロゲンに影響を与えるリスクとして、主に次のようなものが挙げられます。
乳がんのリスクを高めるとされている要因
- 初経年齢が早い
- 閉経年齢が遅い
- 出産経験がない
- 初産年齢が遅い
- 授乳経験がない
など
生活習慣が乳がんの発症に影響することも
またエストロゲンの関与だけでなく、普段の生活習慣も乳がんの発症に影響をおよぼすことがあると言われています。
さらに乳がんの家族歴や乳腺疾患の既往歴がある場合もリスクは高まるとされています。
乳がんのリスクを高めるとされている生活習慣等
- 飲酒
- 閉経後の肥満
- 運動不足
- 乳がんの家族歴
- 乳腺疾患の既往歴
など
乳がんは早期発見・早期治療で治すことが可能です
早期発見のために定期的な乳がん検診を
乳がんの原因ははっきりわかっておらず、今のところ有効な予防方法は確立されていませんが、早期に見つけて適切な治療を受ければ高い確率で根治させることが可能です。
そして早期発見・早期治療のためには、定期的に乳がん検診を受けることが大事です。
40歳になれば2年に1回、市民検診が受けられます
40歳になれば2年に1回、市民検診を利用してマンモグラフィ検査が受けられます。
マンモグラフィ検査は早期の乳がんの発見に有効ですので、是非、ご活用ください。
また乳がん検診だけでなく、普段のセルフチェックも大事です。
毎月1回、生理後などにご自身で乳房の状態をチェックして、何か変化はないか確認するようにしましょう。
京都市以外に在住の方でも乳がん検診を受けられます
「京都府乳がん検診管外受診制度」を利用し、京都市以外に在住の方も、一部自己負担額が免除され、なかつかさ足立医院で乳がん検診を受けることができます。
お住いの各市町村に申込をすると必要な書類が届きますので、そちらをご持参ください。
※自己負担額や実施期間は各市町村によって異なっております。
※できれば電話予約があった方が良いですが、当日いきなり来院でも書類がそろっていれば受診できます。